京都比良山岳会
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活動記録 > 2005年
[No.2690] 三国岳スキー:マキノ別荘泊

【日程】2005年2月12日(土)〜13日(日)
【参加者】10名
【天候】 曇り時々雪
【コースタイム】
12日: 10:00〜14:00国境スキー場
13日: 7:00林道入口、9:30黒川越峠、11:20三国山山頂、13:00黒川越峠、14:10林道入口

【記録】22期 K.K.
12日 マキノ駅で、S方車、T辺車と待ち合わせ、国境スキー場へ向かう。Fさんとはスキー場で、合流した。1日券を購入し、すべてのリフトに一通り乗ると言うことで、先頭のS方会長に続いた。それぞれにテレマークの練習をしながら、2時過ぎまで滑った。雪質も良くほとんど技術の無い私でも十分楽しめた。しかし、ここでまず失態。怖い怖いリフトもやっと慣れてきた頃、Fさんの隣でリフトに腰掛けようとした時だった。「あれっ、お尻の下に椅子がない!」どうしようも無いので、慌てて背中で乗ってしまった。と、そこで、隣に乗り込んできたF兄さん、力強く私の体をグイと引き上げ、座らせてくれたのだった。リフトを止めなくて良かった。Fさん、恥ずかしいオバサンと一緒でゴメンナサイ。
 予定の時間になり、スキー場を後にした。お風呂で汗を流した後、夕食の買い出しをして、T辺邸へ向かった。N沢さん、T岡さん、I波さんが次々と到着して、宴会の始まりとなった。メニューは湯豆腐と各自持ち寄り。そこで、持ち寄り豚が、3匹も重なってしまったのだった。煮豚、蒸し豚、そしてダッチオーブンのコーラ豚。しかし、あっさり湯豆腐との取り合わせでどれも好評だった。夜は更けていき、眠くなった者から順にシュラフにくるまったのだった。
13日 朝食は湯豆腐の残りと昨夜炊いてあったご飯だった。幸せな事にご飯が温かい。保温機能は当然の事とはいえ、おいしい朝食を頂くことが出来てT辺さんに感謝。しかも、お湯を沸かして、みんなのテルモスに入れてくれている間に家主さんの分まで食べてしまいそうになったのだった。湯豆腐もご飯もきれいにさらえ、車に荷物を積み込んで出発。マキノ駅で、N沢さんとお別れする。わざわざ来て下さってありがとう。N沢さんのいる宴会は盛り上がるもんね。
 昨日下見しておいた林道入口付近の道路が広がった所に車を止め、身支度をして歩き出す。M田夫妻は、先に着いて待ってくれていた。シール有り、無し。テレマークの板やら、クロカンの板やら、山スキーやら、いろいろで歩き出す。M田さんは、Aさん持参の板を調整しながらなので、後ろから追いかけてくることになる。黒川越峠からはシールが無いと困難なので別行動もありと言うことで、全員が到着するまで待つことにする。M田夫妻は林道を引き返す事になり、持って来て下さった、Jさんお手製のパンをみんなで頂いた。(食べたことがある人は、ご存じだと思いますけど、プロ並みなんですよ。)山道に入り傾斜がきつくなったところで、I波さんが断念、M田さんと合流することにして引き返す。後のメンバーは三国山頂を目指した。シールの善し悪しか、体力の有り無しか。なかなか、先頭のS方会長に着いて行けず、みんなの足を引っぱってしまう。だって、シールを付けているのに、後ろに滑っていくんです。「去年よりひどい。」とぼやいていると、「雪質が違うから。」とAリーダーが、慰めてくれる。しかし、段々と足が上がらなくなってくる。やっぱり、前々日30キロ走ったのはまずかった。やっとの思いで、頂上に到着した。風が強く小雪も舞っている為、早々に下山の準備をする。シールをはずしにかかったところで、Fさんの板に異変が!!板の鱗模様がなぜかシールの方に移っている。えっ、こんな事ってあるの?滑走面をシールに持って行かれたスキーは只の板になってしまったのだった。Fさんの声。「ぼくのテレマーク人生は、これで終わった。」……この前始まったばかりなのに、お気の毒に。ひたすら歩きにだけ来ている私のスキーにはシールが付いたまま。ヨタヨタとだいぶ下ったところで、会長のお言葉、「K藤さん、シールをはずしてこのように滑りなさい。」と、颯爽とテレマークターンを披露して下さったのだった。林道に出てからも足を踏ん張りきれず、ころんでは、またころび。皆さんを随分待たせてしまった様だった。やっとの思いで林道入口に到着し、スキーをはずして、車に乗り込み、さらさの湯へ。まだまだ、この後も失態が待っていたのだった。駐車場には、M田夫妻とI波さんが待ってくれていて、入れ違いに車を止めさせてもらう。汗を流して気持ちが良くなったのがまずかったのか、昨夜の夜更かしのせいか、会長の車に乗せてもらい帰途についたとたん、瞼が重くなる。「K藤さん、疲れているから。」というAリーダー。声は聞こえたのだが、バックミラーを見ると、リーダーの瞼も重さに耐えかねている様子。かくて、S方会長の安全運転のもと、二人とも眠りに落ちたのだった。道路の渋滞もやわらいで来た頃、目覚めた二人に会長から一言、「君ら、一番混んでいたとき寝てた。」ハイ、本当に申し訳ありませんでした。
 今回失態続きで、やたらと皆様にご迷惑をおかけした事をお許し下さい。そして、T辺さんのログハウス、2度目ですが、やっぱり素敵でした。いろいろとお世話して下さってありがとうございました。


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