京都比良山岳会
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活動記録 > 2006年
[No.2743] 比良スキー縦断


【日程】2006年1月28日(土)〜29日(日)
【参加者】3名
【コースタイム】
28日 9:20坊村 2:50〜3:05 武奈ヶ岳 4:00コヤマノ岳(テント泊)
29日 7:00コヤマノ岳 7:30〜7:45比良スキー場跡 8:20〜9:15八雲ヶ原 9:55山上駅 12:20イン谷口

【記録】
28日 曇り
  坊村でバスを降り、身支度をしている間に他パーティーは皆出発してしまった。我々はスキーを担いでの登り、しかもテント泊装備なので、焦らずボチボチと歩き出す。どれだけスキーを履けるか解らないし、昨年の比良スキー場跡を目指したスキーボッカを思い出してしまう。曇り空、風に雪が舞い、延々の登り。それでも何とか高度を稼ぐ。しかし、登れば登る程、低く枝を張った木々に悩まされる。そのうちリーダーだけが、「ちょっとスキーで行けるか試してみる。」とか何とか言って、スキーを履いて行ってしまった。取り残された二人は、相変わらず腰を曲げヒーヒーしながら、枝を縫って進行。あの時、やっぱりリーダーと共にスキーを履いてみるべきだった。リーダーにだいぶ遅れてスキーを履く。上部に近づくと、強風もあり内心不安になりながら付いて行く。やっとの思いで武奈ヶ岳頂上。さて、今夜のお宿はコヤマノ岳かスキー場上部かとリーダーは思案する。コヤマノ岳山頂のテントは、とても素敵だった。テントの中で、食当Kの美味しい??夕食とビールで乾杯。リーダーだけコロッと寝てしまう。しかし、今回の山行での一番の危機は、夜トイレだった。テント下だけで無く、もっと辺りも踏み固めておくべきだったかも。ビニール袋を履いて、唯一の足跡を辿り……滑る、滑る……ビニール袋は脱げかけ、しゃがむとお尻に雪が。近くのテントがとても遠く感じられる。やっとの思い出テントに辿り着き、シュラフに潜り込む。一晩中、足が冷たくて熟睡したのはリーダーだけかも。

29日 晴れ
  リーダーに起こされ、外は満天の星。ここはやっぱり素敵なテント場。スキー場上部にザックをおろし、空身で、気持ちよく一度滑り降りてみる。歩いて登ってくる人に申し訳ない程スキーの跡をつけてしまう。再度ザックを担ぎ、八雲ヶ原へ。ザックをおろし、しばしの休憩。リーダーはうれしそうにもう一度登っていってしまった。休憩後、S会長が車で待っていてくださるとの事で、ひたすら下山。ありがたいお迎えで、京都まで帰ってきました。


【リーダー所感】A
私としては去年からの懸案でずっと比良スキー場跡を滑りたい(こんなに山スキーに適した所は無い)と思っていたので今回は充実した山行でした。コース的には軽装で、1日で抜けてしまうことも可能とも思え、又機会があれば行ってみたいとおもいます。又、西南稜も滑降可能と思えました。



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