京都比良山岳会
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活動記録 > 2006年
[No.2745] 佐々里峠クロスカントリースキーツアー及び講習


【日程】2006年2月12日(日)
【参加者】5名
【天候】雪
【行程】
広河原バス着10:00--スキーの扱い方歩き方等の講習10:20--林道入り口(登行開始)11:00--昼食(12:00-13:00)--佐々里峠1:45--林道入り口15:30--スキー場ロッジにて休憩及び滑降に説明16:50--バスにて広河原発17:10(帰京)
【記録】  48期 S.O
京都を出るときは、晴れ間も見えていたのですが、花背峠を越えたあたりから雪がちらつき始め、広河原に着いた頃にはサラサラと雪が降っていました。各自、身支度の後、まずはスキーの板の履き方、ストックの高さ調節を教わり、ゆるやかな坂で山スキーの特徴を生かした歩き方の練習。見ているようには、うまくいかず、すぐにスキーの板を持ち上げて歩いてしまう。バランスをとるのも難しく、左右にぶれて、転びそう・・・2往復ぐらいの練習後、林道に入り峠を目指す。スキーが20cmぐらい沈むような新雪で、サワサワ新雪の中を歩くのがとても楽しい。が、一旦転ぶと、手をついてもストックをついてもズボズボとどこまでも沈んでしまうので、かなりの苦戦。先頭を交代しながら歩き続ける。中腹辺りで雪は降り続いていたが、12時になったので木の影に入りお昼休憩。スキーを脱ぐと膝上まで雪にうまってしまう。お互いに人が埋まってしまうのを見て笑いあいました。昼食後、峠を目指す。昼からは周りの景色を楽しむ余裕もでてきた。足元にカーブミラーがあるのも不思議な感じだし、何といっても雪景色のきれいなこと!近くに見える山は水墨画のよう。林道沿いに立つ木に積もった雪は、木々の種類によって形を変えている。杉の木には丸く、枝先がほんのり赤くなっている桜の木には枝先にだけ雪がかたまってついて綿の花のよう。面白かったのは、垂れ下がった枝についている雪がみのむしみたいになっていたところ。上を見ると細かな雪がハラハラと降ってきて感動もの。本当に来てよかったなと思いました。じきに峠に到着。そして来た道を引き返す。下りは滑るように歩くことができるのかと思ったが、なかなか難しい。何度も転びながらではあるが、上りよりスムーズに下山。広河原スキー場のレストハウスで少し休憩後、ゲレンデの端でバスの時間がせまっていたので一度だけ滑降の練習。その後、バスに揺られて京都市内まで帰りました。林道のコースではありましたが、初めてのクロスカントリーを満喫できてとても楽しい一日でした。       
【CL所感】
今回のクロカンツアーは全くの初心者でも雪道を楽しんでもらう目的でクロカンの講習込みでの企画でしたが、殆ど初めてのKさんとOさん,十何年ぶりかでの参加のJさんの参加で企画通りのメンバーに恵まれました。天候は雪では有りましたが某大人の伝統通り久々にのんびりしたクロカンが楽しめとても楽しい一日でした。
クロカンでの林道歩きは初心者でも雪山を楽しめるので雪山入門には最適です、来年もこのような企画もう少し増やしたく思います。

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