京都比良山岳会
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活動記録 > 2007年
[No.2808] 比良ラッセル山行:擂鉢山


【日程】2007年2月25(日)
【参加者】計5名
【天候】晴れのち曇り
【行程】8:50坊村〜9:32牛コバ〜(奥の深谷)〜10:24二つ目の枝尾根〜11:52擂鉢山〜12:19烏谷山〜13:06荒川峠〜13:20南比良峠〜13:33水晶小屋〜14:04南比良峠〜14:19荒川峠〜水場〜15:23大岩谷分岐〜荒川〜16:10JR志賀駅

【報告】
出町柳より坊村までバスで行く。今日は1台だけで収まったので登山者は少なめ。やはり雪がないからだろうか?ほとんどの人は坊村で下車した。
牛コバまでは舗装された林道を行く。雪は全く見えない。ここまでは去年2回来たので知った道だ。小休止の後、読図のレクチャを受ける。今まで現在地把握の事しかしてなかったが、目標設定を教えていただいた。

ここから奥ノ深谷方面へ行く。すぐに急なジグザグ道で高度を上げていく。先頭を行くKさんはなかなかペースが速い。一つ目の枝尾根は大きくてわかりやすく、高度も700mだし、わかりやすかった。本来ここから登る予定?だったみたいだけど、別グループの方達がここから登るとのことで、もうひとつ奥の枝尾根から登ることになった。

地形図では枝尾根はわかりやすく見えるが実際は小さな尾根・谷地形が連続していて場所の特定が難しかった。先輩方の判断で目星をつけて枝尾根から取り付く。潅木があるしけっこう急登だ。Sさんは年輩なのにすいすい登っていく。僕はズリ落ちそうになったり、ストックが何度も何度も木々にひっかかったりしてちょっと難儀しながら登りました。1箇所急斜面の土が凍っている場所があり、ちょっとだけトラバースするところがあって、落ちたらやばいのでちょっとビビッタ場所があった。


石楠花の木に助けられたり邪魔されたりしながら、明瞭な枝尾根の上部で少し開けて展望が良い場所があったのでそこで小休止。急登から開放されてホッとする。
体験で参加している方もいきなり急登で道なき道でちょっとお疲れのようだ。

そこから頂上までは地図ではあと少し。雪も少し出てきてなだらかな斜面を登ると擂鉢山山頂に着いた。


山頂は展望はあまりないが小広くなっていて休憩するのにいい感じだ。しかしちょっと時間がかかりすぎているので、小休止のあと続いて烏谷山を山頂を目指す。琵琶湖側は自然林、反対側は植林の間の道を進むと意外と早く到着。展望はなかなかよく、蓬莱山から堂満、武奈ケ岳も見える。どの山もほとんど雪がなくちょっと残念。
(左)烏谷山頂から武奈ヶ岳
(右)烏谷山頂から堂満岳

ここでは第1尾根を登られたグループが既に昼食中でした。僕らもここで昼食。その後縦走路に合流し、荒川峠、南比良峠を経て水晶小屋へ向かう。峠から小さな緩やかな沢沿いの気持ちのいい道をいくと古びた手作りの小屋に到着。あちこち相当痛んでいる。なんか落ち着いた感じのいい場所でした。
ここでも小休止の後、元来た道を戻り、荒川峠から下った。急なくだりをもくもくと下る。途中水場で休憩し、足に身が入ってきたころ林道に出た。そこから志賀駅まで小1時間ほど歩いて無事到着しました。今日は激登りで腕が筋肉痛になったけど面白かったです。連れて行っていただいた皆さんありがとうございました。
【比良ラッセル山行:擂鉢山感想】48期 M.K.
初めての擂鉢山に読図の勉強をしながら登れるということで、前から楽しみにしていました。地形図の見方、コンパスの使い方は、現場で教えて頂くと、とても分り易かったです。擂鉢山に取り付く尾根は急斜面で、地面も少し凍っていて緊張しましたが、すごく楽しかったです。擂鉢山山頂付近はシャクナゲやリョウブの木が多く、花の季節にも来てみたいなと思いました。烏谷山山頂で、琵琶湖や比良の山々を眺めながら贅沢な昼食を頂きました。水晶小屋は初めてで、ブルーのトタン屋根が印象的でした。これからの山行では、地図とコンパスを見ながら読図の勉強をしてきたいと思います。
いろいろと教えて頂きましたリーダーのT野さん、S方さん、Y本さん、ありがとうございました。堤さんまた野鳥のこと教えてください。

【比良ラッセル山行:擂鉢山感想】36期 Y.T.
前回は2004年2月15日に登りました。その時は最初の尾根から取り付き、雪は少なかったがワカンを着けました。
今回はラッセル山行の予定でしたが、雪が少なくて残念でした。読図のほうはS方さんとY本さんの助けを受けて、現在地の判断、進行方向の設定・・・などを行いました。これを機会に地図を読むようにされたら良いと思います。好きな比良をこれからも登っていきたいと思っています。



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