京都比良山岳会
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活動記録 > 2007年
[No.2828] 府岳連主催:清掃登山 (国道162号線槇ノ尾―清滝―落合)


【日程】2007年6月3日(日)
【参加者】計28名
【記録】
10:30槙ノ尾集合 清掃開始
12:15清滝昼食
12:45清掃開始
14:30清掃終了 なかやにてお疲れさん会
15:30解散 バス乗車

【参加者感想】 40期 K.N.
何で、こんなところにカンカンを捨てるのでしょうか。どうしてもそのジュースの空き缶が持ち帰るに重た過ぎるのなら、せめて集めやすい道端にそっと置いといていただきたいです。大勢のご参加、ありがとうございました。来年も同じコースで行う予定ですので、よろしくお願いいたします。
46期 A.M.
普段、楽しませてもらっている山へのほんの少しの恩返し。最近は特に早足の山登りが多く、山の環境に目配りする機会もほとんどないので、1年に1回の清掃登山はそんな私への意識付けに最適の行事ではないかと思います。また、普段一緒に山に行く機会の少ない多くの会員とゆっくり話ながら行動できることも貴重な機会です。本当は清掃登山などしなくてもいいようなゴミひとつない山が理想なのでしょうが、個人的には自分自身への環境の意識付け、会員との交流を考えると、ゴミがあるおかげの清掃登山も悪くないかな?
50期 J.O.
初めて清掃登山に参加させて頂きました。話には聞いていましたが、ゴミの多さと、その内容(?)にびっくり。バーベキューコンロ・焼き網・箸・皿と揃い、あと肉さえあればOK!?無責任に捨てる人もいれば、他人の捨てたゴミを拾って歩く人達もいる・・・「拾う」人達の仲間に入れたことを幸せに思います。
6期 M.S.
「日頃お世話になっている山にほんの少しのお返しを」と云う思いはこの催しが始まってからずっと変わっていません。@二ノ瀬から夜鳴き峠経由山行橋へ、A山幸橋から沢池、Bケーブル比叡から北白川へと京都一周トレールにそってそれぞれ4〜5年ずつやってきました。今回は愛宕のふもとと云うことで私にとっても初めてのコースで目新しさがありました。そのせいか例年15名前後の参加者が20数名と大賑わいでした。打ち上げに「しんこ」の試食会有りも効いたかな・・・・。        
50期 A
京都駅から合流予定が急遽自己変更し大失敗!嵐山からタクシーに乗ってギリギリ集合時間に間に合うという朝から大慌ての清掃登山でした。京都に住んでいながら、「清滝は観光客で車が込み合うところで近寄るべからず!」のエリアとして、これまで敬遠してきましたが清掃登山とはいえ始めて歩く清滝はアップダウンもほとんどない最高のハイキングコース。出来れば、重いゴミを両手に持たずに歩きたかった!
それにしても隠れたゴミのなんと多いことか!わざわざ山に埋めに来る労力があるのなら別の方法があるだろうに...。
 しかし、多くの人たちとボランティア活動に従事したことは初めての経験でしたがなかなか気持ちのいいものだと感じた次第です。
Y本浩史
山はただ 何も言わずに そこにある 守るもけがすも 人の行い
以上、お世話になりました。

46期 K.N.
 今回の清掃登山のハイキングコースは歩いたことがなかったため,いい機会だった。1歳の息子と妻と3人で参加させてもらったが,暑くもなく,寒くもなくのちょうどいい天気でいい足慣らしだった。妻も普段の運動不足を解消できたとよろこんでいた。息子は川や山岳会の面々を見て喜んでいた。20何人も集まったというのはノン様のご人徳でしょう。来年も是非参加したいと思う。
43期 K.T.
入会して七年目でありながら初めての参加でしたm(__)m 一日たちましたがまだゴミが頭に浮かび、こびり付いて気持ち悪くてしかたありません。 今後、参加するなら、挟む物とか、ビニール手袋とか、装備を考えて持っていこうと思います。軍手だけでは不衛生過ぎると思います。 来年の案内にはそのへんの事も書いて頂ければと思います。
48期 Y.K.
愛宕山を登り清滝で合流予定のところを急遽変更。前日夕方にいらん荷物諸々詰めて(出すのが面倒だったので)街中をちんたら走っていたため、雨具以外は装備に不備なし。S内さん・A月さん・T岡さんの保津峡入りコースに加わり北上するが、前日のお遊びが過ぎたようで高雄で本隊と合流することに(申し訳ないです)。
 来る際にあまりゴミがないと思っていたものが、ゆっくり歩くとゴミが視界に飛び込んできた。今回のコースは川沿いということでゴミを放るのにもってこいなのか、特に川岸がひどい。投棄する側の心理として草木に隠れる所に捨てるのだろうが、逆に拾うこっちは急斜のヤブ漕がなあかんねん!堂々とルートのど真ん中に捨てなさい、といった心境であった。最悪なのが埋蔵ゴミ。埋蔵金なら喜んで掘るけど、ゴミを掘っても何も嬉しくない。ハイカーだけでなくドライバー・観光客のモラルを考えさせられる見事な捨てっぷりのものも多かった。
 去年の清掃登山と比較すると一番違ったのはやはり動員数。その殆どがお疲れさん会へ詰めかけ店は大賑わい。ジャンルを超えた方々とご一緒できるのは当会ならではかなと改めて感じたのでした。

(非会員)M.F.
初めて清掃登山に参加してみて、心無いハイカーの多いことに悲しくなると同時に、 山を美しく保つために、一人ひとりが自分のごみは持ち帰るという実に簡単なことをするだけでいいのにと強く思いました。山歩きは始めたばかりですが、これから先も心に初心者マークを忘れずに、楽しみたいと思います。アットホームな皆様と一緒に歩けて楽しかったです。
25期 D.A.
昨日は有難うございました、しんこ美味しかったです、それに、あれだけの数集めるの大変だったと思います。清掃山行の写真って変ですね。
48期 J.I.
いつも色々楽しませてくれる山に感謝の念をこめて初めて清掃登山に参加しました。歩道部分は綺麗でしたが、やり始めると、あちこち(特に人目に付きにくい所)にゴミがあって、ゴミ拾いに熱中した数時間でした。
25期 K.J.
1年振りの清掃登山に参加した。今年は去年よりも参加者が多く、新旧織り交ぜて20人以上の大人数で大盛況の例会になり大変賑やかで愉しいものになりました。一人一人が一生懸命に清掃登山して、流石はみんな自然を山を愛しているんだと云う事を再確認した一日となりました。天気にも恵まれて気持ちよく清掃活動を終えた後に、幻の名菓[しんこ]とお茶+α『ビール+おつまみ』も味わえた実の有る大変充実したお疲れさん会も終えて満足した後解散となった。このような予定を企画して頂いたリーダーのY本さん。今回も大変お世話になりました。お疲れ様でした。又今後共宜しくお願い致します。 
(非会員)M.I.
清掃登山は初めての体験だったのですが、拾ってみると やはりずいぶん多く捨てられてるものだと実感しました。そして、皆さんがとても熱心にゴミを拾っておられるのを 見てちょっと感動しました。ありがとうございました。
22期 S.A.
最近足の調子が良くないので、今回の清掃登山例会は、私にとって淡路島・諭鶴羽山以来の参加です。清掃登山例会を逃したら私が参加出来る山行は、そうは ありませんし又企画者Y本CLの例会は、いつも工夫が凝らしてあって参加するのが楽しみです!さて、槙尾バス停に降り立つと、もうそこは天下に名立たる奥座敷・観光名所高雄。さすがに綺麗に掃き清められ「登山者は立ち寄るな!」とばかりに追いやられてしまった。早速、東海自然歩道になっている今回の コースを清掃にかかる。日毎に濃くなる深緑の回廊、清滝川の渓谷美を堪能しつつも、目は「花目・キノコ目」ならぬ「ゴミ目」と化してゆく。もうすっかり 草木が茂る川原や崖の斜面に粗ゴミ、空き缶、扇風機、蛍光灯、一升瓶、自転車などが隠してある。こんな所に投棄せず、市の分別ゴミに出せばいい!!   さすが総勢20人のゴミ目が結集した成果は多大だった。晴れて分別ゴミに仕分けられた今日の主役の50ほどのゴミ袋を勢揃いさせN田さん、Y本さんが 証拠写真に収められました。ほんとうにお疲れ様でした。ついでに全員揃って記念撮影し、清々しい気分で茶店「なかや」へ向かう。上新粉を捏ねたしんこ餅 はほのかに甘い米の香りがして、ほのぼのと素朴な上品な味わいがありました。       
44期 N.Y.
まず感動したのは、80名強の我が会の会員のうち、なんと30名近くの人達が「清掃登山」に参加したのです。しかも、岩やさん、アルパインやさん、トレイルランナーさんなど清掃登山にはあまり顔を出さない人たちまでが、今回は参加してくれたことはさらに感動ものでした。今回は日頃お世話になっている「山」に対してほとんどのジャンルを通してお返しの気持ちを会として表せたのではないかと・・・。
 清掃するコースは今年から変更となりました。担当は国道162号線槇ノ尾(沢池登り口)から清滝を経て、落合までの区間になりました。保津峡から走ってきたメンバーによると、「登山道・ハイキングコースにはゴミは一つも落ちてないよ!」でした。確かに槇ノ尾から神護寺登り口まで全くといっていいくらいゴミはなし。
 山城高雄バス停の石の階段を下りたところで、保津峡から走ってきたS内会長から本日の清掃登山の気合いを入れる挨拶がありました。あのタイツ姿で挨拶をする集団は一体この地域の人たちにはどのように目にうつったでありましょうや?
 さて、清掃登山再開。ダムのあるところからは橋を渡ると道は左岸になっていきます。
 すると突然、S内さん(現会長)やA月さん(前理事長)が清掃コンビを組んで、いきなり河原に突入。でるはでるは、大型ゴミ。扇風機。自転車。なにゆえ道になくて川原にこんな大きなゴミがあるのでしょうか?缶類やビン類も大量に笹藪や河原の岩の間から出てきます。考えてみると道を歩きながらポイッと挙げ捨てる距離が一定しています。その距離を保ちながら缶と瓶類の回収は延々とつづくのでした。
 そして、一旦清滝の公共のゴミ回収箱の前に槇ノ尾から清滝までのゴミの袋と大型ゴミをならべてまずは証拠写真。傍を通っていくハイカー達もそのゴミの多さと大型ゴミのひどさに「うわー!」「えー?」と声を上げています。
 昼食後、今度は清滝から落合までです。あるはあるはの2(ツー)。ビンや缶や瀬戸物。なんでわざわざこんな傾斜のきついところまで持ってきて・・・。さらに驚きは落合の川原とアスファルト道の間の斜面。ここ一体はゴミの修羅場となっていました。車でもってきたのか、一般のゴミや家庭用品まで斜面を埋め尽くさんばかりのゴミです。ある程度収集しましたが、これはまた今回の清掃登山の回収の対象とは違うというみんなの意見もありましたし、また、物理的にも回収不可能でした。
 落合の公共のゴミ箱に集めたゴミ袋は一般ゴミと資源ゴミに分けましたが、それでも2カ所をあわせると30袋を越える量でしたし、自転車や扇風機や車の部品や蛍光灯やビニール類など袋に入らないゴミが大量にでました。
「来年は沢登りの用意をして来なあかんな!」と誰かが言ったのが今回の清掃登山のまとめのように感じました。
 さて、今回はたまたま清滝の「なかや」の西野さんが店を開けてくれましたが、なかでも前評判?の「しんこ」の味はいかがでしたでしょうか?
私にはやはり今回は5時間にわたる清掃作業で手は汚れたものの、なんとなくさわやかな気分のところで、その地域でのいわれのある「しんこ」を口に出来たのは幸せでした。後で聞くとしんこそのものは他にもあるそうですが、ボッカでお世話になっているあの愛宕山のけわしい坂道を象徴しているあのねじりの「しんこ」は、まるで400年の昔、お参りの人たちが坂道にあえぎながら茶店に寄って、茶店のばあやに「これを食べりゃ後の坂もなんともないわいな」と言われて残りの坂をなんとか登りきった参拝者のような気分にさせてくれたのでした。
いやー、目の前を流れる清滝川をせせらぎを聞きながらこんなさわやかな気持ちになれて、400年前の世界を体験できた今回の「しんこ」付き清掃登山。来年はどんな清掃登山になるのでしょうか?
ほんとうにみなさんお疲れさまでした。52このゴミお目々さんもはやく普通のお目々さんに戻ることを願っております。また、来年もやりましょう!
理事長 H.M.
今年は例年と違ったコースで清掃も楽しめました。それにしても違法投棄や心無いバーベキュー跡にはうんざり。京都では山奥に入るほどごみが増えるという悲しい実態をまた確認することになりました。マナーの向上を山岳会でも呼びかけていきたいものです。Y本さんには当日のお世話ありがとうございました。」
来年も参加よろしく(^^)v 会長

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