京都比良山岳会
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活動記録 > 2008年
[No.2880] 比良山S小屋泊まりお楽しみ会と全山縦走

【日程】2008年4月26日(土)〜27日(日)
【天候】晴時々曇
【参加者】縦走班:3名、荒川班:2名

【記録】
4月26日 記録:K.K.
9:12桑野橋, 10:47天狗の森,11:00蛇谷ヶ峰, 11:37ボボクタ峠, 12:22地蔵峠, 13:37釣瓶岳, 14:07細川越, 14:37武奈ヶ岳, 15:02コヤマノ岳, 15:05中峠, 15:35金糞峠, 16:13大橋, 16:27水晶小屋
出町柳よりT岡リーダーと二人でバスに乗る。満員だったバスも、桑野橋バス停まで来ると、乗客は数人になっていた。桑野橋で降りたのは私達二人と男性が一人で、追い越し追い越されつつ蛇谷を目指した。途中、休憩した所で男性の方から話しかけてこられた。初めての山域らしく自信が無い様子。道を聞かれて男性の地図を覗き込むと、随分古くて地蔵に行く道が載っていなかった。武奈迄の所要時間など聞かれ、リーダーが「道もはっきりしているし、時間も日帰り装備なら4時とか5時にはならないと思う。」と答えた。
 蛇谷が近付くとT辺さんが待っているのが見えた。T辺さんは朽木から登ってきての合流だったが、1時間近くも待たせてしまった様である。慣れたメンバーでお天気も良く予定通のペースで進みつつ、先程の男性が来ているか少し気になったので、時々後を振り返りながら歩いた。地蔵辺りからリーダーの体調が悪い様子。それにしても釣瓶の登りは長い。冬の間全然荷物を担がなかったツケがここに来て肩にズシッと掛かってくる。いつの間にか男性の姿が見えなくなったので、途中で下山したのかも知れない。武奈の頂上は風が強かったのと時間的なこともあり、早々に次を目指す。堂満は今回は省略して大橋経由で水晶小屋へ。2日で比良全山縦走するには、1日目の行程が少し長すぎるかも知れない。水晶小屋ではN沢さんがすでにテントを張ってビールを冷やしてくれていた。一週間前にはT岡リーダーが一人で酒類のボッカと小屋掃除もしてくれていたので快適な夜を迎えることができた。N野さんも明るい内に到着し、ストーブを囲んで楽しい晩餐会が始まった。

4月27日 記録:44期 K.T.
8:10 小屋出発〜9:00 烏谷山〜9:30 比良岳〜10:15 打見山(休憩)〜11:15 蓬莱山〜11:50 ホッケ山〜12:05 権現山〜12:50 霊仙山〜13:20 登山口〜15:20和邇駅
昨夜は気持ちいい程度に飲み、さわやかに起床。昨日に引き続きさわやかに晴れていて足取りも軽く歩き始めた。打見山ではゲレンデの斜面を無口に黙々と登った後、私たちにぴったりの?チェリー味のジェラートを食べ、しばし休憩。その後ゴリラやらワニやら熊やら(もちろんぬいぐるみ)をのんびり運ぶリフトを横目に見ながら蓬莱山へ。ここまできたら初の全山縦走まで後少し、と頑張るが下りで段々足の爪が痛くなってスピードを落としてしまった。でもなんとかストックの力を借りながら歩ききることができた。しかしバスがなくバス停で小屋から一緒に歩いたビールで乾杯のあと、和邇駅までの道程は遠く、険し?かった。
今回、私は初めて全山縦走ができ感激しました。久しぶりに水晶小屋にも行け、充実した2日間でした。あらかじめ掃除やボッカをしていただいたT岡さんはじめ、みなさんのおかげだと感謝しています。本当にありがとうございました。


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